4月 20, 2021
以前、こちらのブログで「日本のインターネット広告費のおはなし」をさせていただきました。
日本のインターネット広告費がテレビ広告費を追い抜こうとしているという話でした。
2019年には追い抜くのでは?と予想してましたが、電通から毎年発表される広告費の統計の2019年度版が3月に発表されました。
これによると、2019年の日本の総広告費は、前年より少し増え6兆9,381億円となりました。
注目すべきインターネット広告費は、テレビメディア広告費を超え、初めて2兆円を超えました。
総広告費におけるそれぞれの構成比は、マスコミ4媒体が37.6%、インターネットが30.3%、プロモーションメディアが32.1%です。マスコミ4媒体のうちテレビメディアは26.8%でした。2014年以来2桁成長を続けるインターネット広告の構成比が、テレビメディアの構成比をついに上回りました。
急激なライフスタイルの変化でテレビを見る人は減り続け、Youtubeや配信サービスで動画を楽しむ人が増えました。
今年に入りコロナ禍の影響もあり、Youtubeチャンネルを作る芸能人が激増しています。
このテレビ離れの傾向は今後も大きくなってくる一方でしょう。
広告だけでなく、どのようにターゲットにリーチしていくか発信者側もより変化や工夫が求められる時代になっていきそうです。
(参考サイト)